天皇陛下、来日中のスイス大統領と面会
天皇陛下は8日、来日中のスイスの大統領と面会されました。
8日午前、スイスのアムヘルト大統領が皇居の御所を訪れると、天皇陛下は笑顔で握手し出迎えられました。
今年は、日本とスイスの外交関係樹立160周年の節目にあたります。宮内庁によりますと、懇談は主にドイツ語の通訳を通じて25分間行われ、大統領は2019年の「即位の礼」に出席した時以来の再会に「お会いできて大変光栄です」と話していたということです。
一方、陛下は、2014年にスイスを訪れた際に撮影した山の写真をポケットから2枚取りだし「素晴らしくきれいな景色でした」と振り返られました。大統領と山の話で盛り上がった後、陛下は、地球温暖化による氷河の崩壊や将来的な水不足への対応などについて尋ねられていたということです。