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渡辺守成氏「アスリートの声を聞きたい」

2019年5月23日 23:10
渡辺守成氏「アスリートの声を聞きたい」

東京オリンピックで競技存続となったボクシング。国際ボクシング協会にかわって運営を行うチームのトップを務める渡辺守成氏が取材に応じ、「アスリートの声を聞きたい」などと話した。

ボクシングをめぐっては、これまで、統括団体であるAIBA(=国際ボクシング協会)の不透明な組織運営や審判不正が指摘されていた。

こうした中、IOC(=国際オリンピック委員会)は22日の理事会で、東京オリンピックでのボクシング競技は存続させるものの、AIBAの資格は停止し、競技の運営は、新たに設ける特別チームのもとで行う方針を決めた。チームのトップは、現在、日本人唯一のIOC委員で国際体操連盟の渡辺守成会長が務める。

渡辺守成氏「(ボクシングの状況を)しっかりと分析して良い道をつくっていきたい。アスリートの声を、僕は特に聞きたい。アスリートがどう思っているのか、その気持ちを具現化してあげたいと思う」

国際体操連盟では、審判の間違いや不正を防ぐため、AIによる採点の取り組みを進めていて、渡辺氏は、こうした取り組みをボクシングにも反映させていく考えも示した。

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