柿の種やチョコ…なぜプラモデルで再現?
柿の種とチョコレート。どちらも定番のお菓子ですが、実はプラモデル。パーツを取り外して、上下を組み立てて作ります。接着剤は使いません。1粒1粒、色や形が微妙に違っていたり、銀紙の細かいしわも再現。細部までつくり込まれています。開発担当者は――
内田巧さん「いっぱい食べました。何キロも買いました」「横から見たときの波打つ感じとか、ふくらみとか。すごい意識したところ」
大手メーカーがプラモデルは難しいもの、男性だけのものといったイメージを一新するために立ち上げた新ブランド「FUNPORTER」。今までプラモデルになじみのなかった新規ファンの獲得を狙います。
新しいアイデアや技術がガンプラやフィギュアに反映されていることもアピール。接着剤を使わず組み立てるだけで、複雑な動きができるガンプラ。指のパーツに至ってはランナーから取り外すだけで、組むことすらなく、関節を動かすことができます。
他にも赤いプラスチックの上に、薄く肌色をのせることで肌の透け感を再現する技術も。塗装しなくても完成度の高い仕上がりに。より多くの人にものづくりを楽しんで発見する喜びを知ってもらいたいといいます。
柿の種やチョコは、普段プラモデルに触れない人にもアピールするため製作、販売の予定はありません。
原昇さん「ありとあらゆるものを作れたらうれしい」
【the SOCIAL viewより】