レジ袋有料化 素材替え「無料」継続の店も
プラスチックごみの削減を進めるため、1日からレジ袋の有料化が始まりました。
ローソンなどコンビニ大手各社は、1日からレジ袋を1枚3円としています。コンビニは日頃、スーパーに比べて買い物袋を持参する人が少なく、戸惑いの声も聞かれました。
買い物客「これ(レジ袋)でお金がかかるのはちょっと嫌だな。でも仕方ないですかね」
外食業界では、コロナ禍でテイクアウトの利用が増えていて、衛生面などからも、有料化が義務づけられていない素材のレジ袋に替えて、無料とする店が増えています。
また、三越伊勢丹では、食品売り場の買い物袋をすべてプラスチックから有料の紙袋に切り替えました。オリジナルのエコバッグも販売し、買い物袋の持参を促したい考えです。
さらに、いなげややライフなどのスーパーでは、客がレジ袋を辞退すれば、特定の商品の売り上げの一部がプラスチックごみ削減に取り組むNPOに寄付されるキャンペーンを行います。
政府は、レジ袋の有料化をきっかけにして、プラスチックごみ削減への意識を高めたい狙いです。