海洋プラごみ削減へ G20に向け行動計画
海洋汚染につながるプラスチックごみが国際的な環境問題となる中、政府は、初めて「ペットボトルの再生利用100%」など「海洋プラチックごみ」削減に向けた具体的な行動計画をまとめた。
安倍首相「海洋プラスチック問題は、本年のG20大阪サミット最大のテーマの1つです。その解決には、世界全体での取り組みが不可欠です」
政府が初めてとりまとめた海洋プラチックごみ対策の行動計画では、自動販売機の横にリサイクルボックスを設置して、ペットボトルのポイ捨てをなくし、再生利用100%を目指すほか、漁業者が漁の際に引きあげた海洋プラスチックごみを、自治体などが無料で回収して、処理できるよう支援する。
政府は、来月のG20大阪サミットで、日本のこうした取り組みをアピールして、参加国にも積極的な対策作りを呼びかける方針。