不法残留が増加…不法就労防止キャンペーン
日本に不法残留する外国人が増加する中、警視庁などは3日、不法就労防止を呼びかける街頭キャンペーンを実施した。
東京のJR品川駅前で行われた街頭キャンペーンでは、警視庁や東京出入国在留管理局などが合同で、外国人の不法就労防止に関するチラシを配布した。
法務省によると、外国人観光客の増加に伴い日本に不法残留する外国人も5年連続で増えていて、今年1月時点で約7万4000人にのぼるという。
警視庁は、「事業主側の認識不足が、外国人の不法就労を誘発している」とした上で、「不法就労の受け皿をなくしていきたい」としている。