“春闘”めぐり 経団連と連合トップ会談 物価上昇に負けない賃上げが焦点
先週から本格的に始まった“春闘”について、経団連と連合のトップらによる会談が行われました。去年以上の、物価上昇に負けない賃上げが焦点となっています。
経団連と連合のトップらは会談で、物価高が続く中、去年以上の賃金の引き上げを実現していくことで一致しました。
経団連・十倉会長「構造的賃上げ、持続的賃上げを実現していかなければならない。物価と賃金の好循環にもっていきたい」
十倉会長は、物価動向を重視し、ベースアップを念頭におきながら、物価上昇に負けないできるかぎりの賃金の引き上げに取り組む姿勢を強調しました。
連合・芳野友子会長「中小小規模事業所また非正規雇用で働く皆さんの賃上げがどれくらいできるか、中小小規模事業所の交渉が終わるまで、2024春季生活闘争の機運を高め続けていきたい」
中小企業が賃上げの原資となる価格転嫁を確実に行えるよう、経団連、連合ともに取り組みを進める方針です。