台湾の海洋調査船、尖閣沖EEZ内で調査か“ワイヤ”を海中に
沖縄県・尖閣諸島沖の日本のEEZ(=排他的経済水域)内で台湾の海洋調査船がワイヤのようなものを海中にのばしていることが確認されました。
第十一管区海上保安本部によりますと、12日午前9時前、尖閣諸島の大正島の北およそ183キロメートルの日本の排他的経済水域内で、台湾の海洋調査船「新海研一號」が船尾からワイヤのようなものを海中にのばしているのを確認したということです。
海上保安庁の巡視船が台湾の調査船に対し、日本の同意を得ていない調査活動は認められないとし、中止するよう無線で要求しましたが、台湾側からは何も応答がなかったということです。
日本の排他的経済水域内で台湾の海洋調査船の活動が確認されたのは先月15日以来です。
※写真提供:第十一管区海上保安本部