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部屋のどこでもワイヤレス充電 東大が開発

2019年6月17日 19:50
部屋のどこでもワイヤレス充電 東大が開発

東京大学の研究グループが、部屋のどこでもスマートフォンなどの充電がワイヤレスで行えるシステムを開発したと発表した。

これは、東京大学の川原圭博教授らの研究チームが開発したもの。川原教授らによると、この3メートル四方の部屋では、電気を磁力に変換させて、壁や床に埋め込んだ金属板を使って部屋中に磁力が行き渡るシステムを開発した。

一方、スマートフォンや電化製品には、磁力を電気に変える小型の装置をつければ、この部屋のどこでもワイヤレスで充電ができるしくみだという。

研究チームは、健康に影響はないとしていて、ペースメーカーなどの電子機器への影響については、今後、調査するとしている。

実用化に向け、企業との共同開発も検討していて、身の回りのデバイスがいつのまにか充電されることで、より便利な世界を目指したいとしている。

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