沖縄・米軍戦闘機墜落事故から60年
沖縄で、アメリカ軍のジェット戦闘機が墜落し、小学校の児童ら18人が亡くなった事故から30日で60年となり、現場の小学校で、慰霊祭が営まれた。
この事故は、1959年6月30日、アメリカ軍嘉手納基地を離陸したジェット戦闘機が、現在のうるま市の住宅街に墜落し、小学校の近くで爆発したもので、児童12人と住民6人が犠牲となり、210人が重軽傷を負った。
現場となった市立宮森小学校では、30日午前、亡くなった児童らをしのぶ「仲よし地蔵」の前で、遺族らが花を手向け、手を合わせた。
沖縄では今月4日、アメリカ軍のヘリコプターの部品が、中学校のテニスコートに落下する事故が起きており、慰霊祭で遺族らは、アメリカ軍機による事故の根絶を訴えた。