西日本 3日ごろまで雨続く見込み 警戒を
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梅雨前線の活動は依然として活発で、九州などの西日本では3日(水)ごろまで雨が降り続く見込み。気象庁は、土砂災害などに厳重に警戒するよう呼びかけている。
気象庁によると1日の夕方までに、熊本などの九州北部で250ミリ、九州南部・四国で200ミリの大雨が降ると予想されている。
熊本では6月30日朝、発達した雨雲が連なり、数時間にわたってほぼ同じ場所にある「線状降水帯」ができ、局地的な大雨で川が氾濫するなどの被害が出た。30日夜になって、再び鹿児島北部から熊本南部にかけて「線状降水帯」とみられる雨雲が形成されつつあり、急激に状況が悪化する恐れがある。
30日午後11時までの48時間に降った雨の量は、熊本県の多いところでは300ミリ近くに達していて、川は増水し、地盤が緩んでいる。
「大雨警戒レベル4」の避難勧告や避難指示が出された場合には、速やかに避難してください。夜間の避難は危険だと判断した場合には、家の2階など、少しでも安全な場所で過ごすことが大切です。