西日本豪雨1年 広島県では不明者の捜索も
死者・行方不明者280人以上を出した「西日本豪雨」から6日で1年。被災地では追悼の行事が営まれた。
「西日本豪雨」で最も多くの犠牲者が出た広島県では、災害関連死を含め138人が死亡。いまも5人が行方不明のまま。
28人がなくなった広島県呉市では慰霊祭が開かれ、出席した約470人が犠牲者を悼んだ。
遺族代表(父を亡くした)高取久美子さん「私ではなく、父が生き残ればよかったのではと思ったことさえありました。だけど私が生き残った意味。父が私を守ってくれた理由が必ずあると信じ、今生きています」
午後からは、広島県警が行方不明者を捜索した。男性が川に流されたとみられる三原市では、53人の警察官が手掛かりを探した。6日は県内5か所を捜索したが、今までのところ、新たな手掛かりは見つかっていない。