西日本豪雨1年 岡山県真備町でも追悼式
死者・行方不明者280人以上を出した「西日本豪雨」から6日で1年。甚大な浸水被害を受けた岡山県倉敷市真備町でも、追悼式が行われた。
倉敷市真備支所で行われた追悼式には、犠牲者の遺族や住民の代表など約300人が出席した。そして遺族を代表して、母親の庚惠さんを亡くした齋藤謙介さんが追悼の言葉を述べた。
齋藤謙介さん「母からは身をもって命の大切さ、また、命を守るためには、万が一の備えをしなければならないことを教えてもらい、孫子の代になってもその教えは生き続けていくこととなりました」
式では参加者が献花を行って、犠牲者を追悼するとともに、災害の記憶を後世に伝えていくことを誓い合った。
被災から1年を迎えたが、岡山県全体で約7200人が仮設住宅での生活を続けていて復興は、道半ば。