西日本豪雨1年 復興願う千個の灯籠 広島
死者・行方不明者280人以上を出した「西日本豪雨」から1年となり、被災地は一日、祈りに包まれた。
18人が亡くなった広島県坂町では追悼式が開かれ、遺族や町民など約400人が慰霊に臨んだ。
遺族代表・出下徹さん「前向きにがんばっていくことが、亡くなった家族への恩返しだと思い、しっかり生きていきます」
夜になって被災地を照らしたのは、約1000個もの灯籠。住民らが復興への願いを書いた。災害直後から復旧を手伝ってきたボランティアが企画したもの。
参加した人は、「まだ小屋浦の復興は全然進んでいないので、ここからまた復興していってほしい」と話した。
祈りに包まれた被災地。早期復興を誓う一日となった。