“残りの体力5%でも!”レシピ本が話題
今年の上半期だけで出版されたレシピ本は約300点。その中でどんなレシピ本が話題となっているのか調べてきました!
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都内の大型書店のレシピ本コーナーにあった、料理初心者でも失敗しない時短メニューで人気のレシピ本は、ツイッターで77万人以上がフォローしています。一方、カレーや大福も電子レンジで作れると主婦のアイデアを盛り込んだレシピ本は、シリーズ累計550万部を突破。このような、ブログやSNSで話題となった手軽で簡単なものが多く書籍化されていました。
その中で、SNSをきっかけに注目されているユニークなレシピ本を発見! 発売から約3か月で3万7000部を記録した「力尽きレシピ」です。その特徴は、作る人の残った体力に合わせ、4段階に分類されていること。「まぜるだけのかまたまうどん」や「焼かないとんぺい焼き」などユニークなレシピが載っています。
手がけたのは、会社員の犬飼つなさん(27)。残りの体力で料理の簡単さを表現するアイデアは、料理が得意ではない犬飼さんの経験から生まれたといいます。
犬飼さん「包丁をなるべく使わずにすむ食材を使う。皮をむく食材は使わない。あまり料理しない人でも作りやすいように、こだわりをもってやってます」
そんなユニークなアイデアに、「忙しいときに、こういう本があるだけで心強い」など、幅広い世代から注目されているんです。いったいどれだけ簡単に作ることができるのでしょうか?
今回チャレンジしたのは、仕事から疲れて帰ってきたときでも作れる“残りの体力5%”メニュー! 食卓の定番「親子丼」です。従来の親子丼は、火にかけて材料を煮込むなどの工程がありますが、このレシピを使うと…。
まずは耐熱容器にたまご2個を入れてときます。その中にマヨネーズ、めんつゆ、そして、やきとりの缶詰を入れてよくまぜていきます。最後に500ワットの電子レンジで2分30秒加熱すると、包丁を使わずに残り体力5%の親子丼が完成! 果たしてそのお味は…?
内田敦子アナ「たくさんの調味料を使ったかのようなうま味とコクがしっかりとありますね。火も使わないですし、これなら洗い物も少なくてすみますね]
やきとりの缶詰を使うことによって、味付けも失敗しないんです。
ほかにも、レトルトカレーをまぜたご飯にチーズ、たまごをのせて、オーブンで焼くだけで、体力5%でも焼きチーズカレーが完成! 手間を省いた料理を作ることができるんです。