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五輪期間の混雑緩和へ「舟旅通勤」社会実験

2019年7月23日 16:06
五輪期間の混雑緩和へ「舟旅通勤」社会実験

東京オリンピック・パラリンピック期間中の交通機関の混雑緩和のため、東京都は大会開幕まで1年となる24日から、船で通勤客を運ぶ「舟旅通勤」の社会実験を始める。

「舟旅通勤」の社会実験は、朝の通勤時間帯に日本橋のたもとにある船着場と都営地下鉄・勝どき駅近くの朝潮運河船着場の間を小型船で約20分で結ぶもので、23日、報道陣に事前公開された。

――船は40人乗りで全席指定。満員電車のようなストレスがなく、かなり快適に通勤することができる。

この社会実験は24日から来月2日までの平日に行われ、利用料は無料だが、事前に東京都のホームページなどから予約が必要。東京都は、混雑緩和の効果があれば、来年夏の東京大会の期間中に運航するほか、将来的な定期航路化についても検討するとしている。