東京五輪 テレワークや時差出勤で混雑緩和
東京オリンピック・パラリンピックの開幕まで約1年となり、大会中の交通混雑を緩和するための取り組みが22日から、企業や東京都庁で始まった。
東京大会では、競技会場が都心に集中しているため、交通機関の混雑対策が課題となっている。NECでは、夏期休暇とテレワークを組み合わせ、最長で2週間、出社しない取り組みを始めた。閑散としたオフィスでは、自宅などでテレワークで働く社員とテレビ会議を行っていた。
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一方、開催都市の東京都でも、約1万人の職員が、朝の通勤のピーク時間帯に公共交通機関を使わない、時差出勤を始めた。
都や企業は22日から、それぞれ独自の取り組みを実験的に行い、その効果を検証して、来年夏の大会本番に生かしたい考え。