交通規制テスト 五輪中の車自粛呼びかけ
東京オリンピック開幕まで1年となった。期間中、東京都心の交通の混雑は大きな課題で、24日は、首都高速道路の入り口を一部閉鎖するなど大規模な規制テストが行われている。
24日、首都高速道路では、東京オリンピック・パラリンピックを想定した渋滞状況の検証が行われていて、新国立競技場に近い「外苑」の上り・下り、選手村に近い「晴海」、「新都心」の入り口4か所は、午前0時から閉鎖されている。
さらに、警視庁などによると、渋滞を未然に防ぐために午前11時現在、西神田や箱崎など35か所の入り口も閉鎖している。また、都心に向かう車の量を減らすため、環状七号線上にある112か所の交差点で信号の時間調整をしているが、今のところ大きな混乱はないという。
東京都などは、期間中、選手らがスムーズに移動できるよう、車の利用の自粛を呼びかけていて、26日もテストが行われる。