五輪メダル“世界の多様性”込めた想いは?
東京オリンピックのメダルをデザインしたデザイナーが日本テレビの取材に応じ、メダルに込めた想いを明かした。
24日に発表された東京オリンピックのメダルは、無数の光の反射が特徴的で、大阪市に住むデザイナーの川西純市さんがデザインを手掛けた。
メダルをデザインした川西純市さん「(選ばれたと聞いた)そのときは“ウソ”という感じで真っ白になりました」
25日に記者会見を開いた川西さんは、日本テレビの単独取材にも応じ、デザインに込めた想いを語った。
川西純市さん「ひとつひとつの光が世界の多様性というものを考えて、小さな光とかいろんな形の違うものが寄り集まってひとつの輪になる」
川西さんは、阪神・淡路大震災を経験していて、メダルには東日本大震災の被災者への想いも込めたという。
川西純市さん「このメダルはそういう(災害で)弱っている方たちとか、今ちょっとつらいけれども頑張っている人で、絶対に日の目を浴びて必ず良いことが起こるという意味で、暗くなったり明るくなったりという“光”のイメージをこの中に込めています」
川西さんがデザインしたメダルは27日から東京都庁で展示される予定。