全世帯のうち高齢者世帯の割合が初めて3割を超えました。

厚生労働省がまとめた2022年の国民生活基礎調査によりますと、65歳以上の人のみ、または65歳以上の人と18歳未満の未婚の人が暮らす「高齢者世帯」が、全世帯の31.2パーセントと調査開始以来最も多くなりました。

また、同居の家族が介護している場合、65歳以上が65歳以上を介護する、いわゆる「老老介護」が6割を超え、過去最多となりました。

高齢者の一人暮らしが増えたことなどをうけて、一人暮らし世帯は、全世帯の32.9パーセントで過去最多となり、18歳未満のこどもがいる世帯は、18.3パーセントではじめて2割を下回りました。