こども家庭庁“若者支援団体の実態調査”月内開始へ 小倉こども担当相が「トー横」視察
こども家庭庁は、居場所がない若者らの支援を行う団体などの実態調査を月内にも始めると発表しました。
小倉こども政策担当相は3日、新宿区歌舞伎町の一角にある、いわゆる「トー横」周辺を視察し、居場所がない若者らを支援する団体などの実態調査を月内にも開始する考えを明らかにしました。
さらに小倉担当相は、歌舞伎町で20年以上にわたって相談事業を行う団体を利用している若者と、意見交換を行いました。
女性(17)「家庭環境も悪かったし外にいたかった。(トー横には)同じ悩みを抱えてる子が多いから、話聞き合えるからそれで気が楽になる」
小倉担当相は「共通する悩みには大人に対する不信感がある」とした上で、「それ(不信感)を払拭し、安心して過ごせる居場所、そして犯罪に巻き込まれない安全な居場所づくりをしていかなければならない」と述べ、支援を強化していく考えを示しました。