石破新総裁に拉致被害者家族が訴え「強いリーダーシップ期待する」
自民党の新総裁に石破茂氏が選ばれたことを受け、北朝鮮による拉致被害者・横田めぐみさんの母・早紀江さんは、拉致問題について「一番にやっていただきたい」などと訴えました。
横田めぐみさんの母 横田早紀江さん(88)
「(これまでの首相の)どなたかがやってくださるだろうと思っていたのに、結局このままで誰も帰って来ないし。ここまで来たら(石破新総裁に)解決してもらわないと。すぐにでも一番に(拉致問題を)やっていただきたい。難しいかもしれないが生命の問題っていうのは別ですからね」
早紀江さんは「日本がしっかりしないといけない」などと話し、石破新総裁に対し、拉致問題解決に向けた早期の日朝首脳会談の実現を改めて求めました。
また、めぐみさんの弟で、家族会の横田拓也代表はコメントを出し、「家族会が絶対に譲る事が出来ない『全拉致被害者の即時一括帰国』という方針を貫いていただきたい」「強いリーダーシップを期待する」などと訴えました。
最終更新日:2024年9月27日 22:04