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74回目の「原爆の日」広島平和記念式典

2019年8月6日 12:49
74回目の「原爆の日」広島平和記念式典

広島は6日、74回目の「原爆の日」を迎えた。平和記念式典で松井市長は、日本政府に核兵器禁止条約へ参加は被爆者の願いだと訴えた。

平和公園の原爆慰霊碑前では、夜明け前から祈りが始まった。

1歳で被爆「私の父、兄が今年亡くなった。本当に平和になってほしい。絶対に」

この1年で死亡が確認された被爆者は5068人。原爆慰霊碑に眠る死没者は約32万人になった。

平和宣言、松井一実広島市長「日本政府には唯一の戦争被爆国として、核兵器禁止条約への署名・批准を求める被爆者の思いを、しっかりと受け止めていただきたい」

被爆者の平均年齢は、すでに82歳を超えた。核兵器廃絶への道のりが再び険しくなる中、広島の祈りが続く。