小学校で無断いじめ調査「反省すべき点」
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大阪府吹田市の小学校がいじめ調査のアンケートを、ガイドラインに反し保護者に無断で実施していた問題で、市の教育長は「反省すべき点だ」とコメントした。
この問題は去年、吹田市の小学校で、卒業まで学校を欠席した当時小学6年生の男子児童について、学校が男児の実名を挙げたうえで、いじめの調査を保護者への確認なく実施した。
国のガイドラインでは、アンケートの内容など保護者への事前の説明を求めているが、学校も吹田市教育委員会も適切な説明をしていなかった。
原田勝教育長は「ガイドラインに沿った取り扱いを徹底できていなかったことは反省すべき点だ」とコメントし、今後は第三者委員会が調査を行うという。