五輪渋滞対策“コインパーキング予約制に”
東京オリンピックまで1年をきり、大会組織委員会は、課題である渋滞への対策として、新国立競技場周辺のコインパーキングを終日、予約制にする実証実験を行った。
実験は、午前10時に始まり、新国立競技場周辺にある12か所のコインパーキングには、看板が置かれ、事前に予約した人以外は、利用できないようにした。
10日は神宮花火大会が行われ、多くの人出があることから予約制にすることで、駐車場を探して移動するいわゆる「うろつき交通」の削減など、渋滞緩和の効果を検証した。
利用者「(予約制は)全然知らないです。そうなんですか。ここへ止めてスーパー行ったり、買い物行ったりという方もたくさんいるので、止めるところないということになっちゃいますよね。不便ですよね、それは。オリンピックあってもみんな暮らしていますからね」
組織委員会は、実験の効果や課題を検証して、来年の本番に備える方針。