北海道・札幌市の山中で１４日早朝、クマ１頭が猟友会によって駆除された。駆除されたクマは、近くの住宅街で連日姿を現していた個体と同一であることが確認された。

札幌市南区藤野の住宅街では、１４日朝も道路を歩くクマの姿を取材班のカメラが捉えた。出没はこれで９日連続となり、警察や猟友会などがこのクマの足取りを追っていた。そして、午前６時すぎ、藤野地区の山中で姿を確認し、猟銃によって駆除した。

札幌市によると、駆除されたのはメスのクマ１頭で、現場に同行した専門家によって、これまで出没していた問題の個体だと確認された。市などが個体の調査を進めることにしている。