「復興再生」高校生の書 避難所生活の人々励ます 石川・能登町
能登半島地震の発生から53日目。被災地では地震で住宅被害を受けた方などが現在も避難所生活を続けていますが高校生が作ったある作品が人々を励ましています。石川県能登町役場から中継です。
元日の地震で震度6強を観測した能登町の役場です。ここでは、現在も30人以上が避難生活を送っています。
この避難所では、22日、徳島県からきたボランティアによる炊き出しが行われました。石川県では、21日時点でいまだ1万2000人以上が避難生活を送っていて、地震による影響はまだまだ続いています。
そんな中、能登町役場に掲げられているのが、こちらの書道作品です。「復興再生」と力強く書かれているこの作品を書いたのは地元・能登高校の書道部員でした。
能登高校書道部・薬師杏弥さん
「先が見えなくてどうなっていくのか暗い気持ちだったが、作品を見て前に進むきっかけになればうれしいという思いで書いた」
地震により避難生活を送った部員もいたという書道部ですが、住民らを励ますため、自分たちにできることしようと筆をとりました。
一方で、断水の影響で水が使えず、雪や湧き水で筆や墨を入れる桶を洗って書き上げたということです。
卒業後、大学進学で地元を離れることになっているという書道部員の3年生は、将来は能登に戻って復興の役に立ちたいと話していました。
地震から50日以上が経過しましたが、こうした活動が住民に力を与えています。
元日の地震で震度6強を観測した能登町の役場です。ここでは、現在も30人以上が避難生活を送っています。
この避難所では、22日、徳島県からきたボランティアによる炊き出しが行われました。石川県では、21日時点でいまだ1万2000人以上が避難生活を送っていて、地震による影響はまだまだ続いています。
そんな中、能登町役場に掲げられているのが、こちらの書道作品です。「復興再生」と力強く書かれているこの作品を書いたのは地元・能登高校の書道部員でした。
能登高校書道部・薬師杏弥さん
「先が見えなくてどうなっていくのか暗い気持ちだったが、作品を見て前に進むきっかけになればうれしいという思いで書いた」
地震により避難生活を送った部員もいたという書道部ですが、住民らを励ますため、自分たちにできることしようと筆をとりました。
一方で、断水の影響で水が使えず、雪や湧き水で筆や墨を入れる桶を洗って書き上げたということです。
卒業後、大学進学で地元を離れることになっているという書道部員の3年生は、将来は能登に戻って復興の役に立ちたいと話していました。
地震から50日以上が経過しましたが、こうした活動が住民に力を与えています。