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被災のスーパー営業再開、地元の人たちの生活支える 石川・志賀町から中継

2024年2月21日 16:37
被災のスーパー営業再開、地元の人たちの生活支える 石川・志賀町から中継
能登半島地震の発生から52日目です。石川県志賀町では、被災したスーパーマーケットが19日に営業を再開し、地元の人たちの生活を支えています。中継です。

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志賀町は最大震度7を観測し、道路には今でも住宅の一部が横たわっています。この町の人たちの食卓を支えているのが、スーパーマーケット「トギストアー」です。地震発生から50日目となった19日に営業を再開しました。

この店でも壁が壊れるなどの被害があり、ブルーシートで覆って営業している状況です。さらに、震災で冷蔵庫が壊れるなどの被害もあり、本来であれば野菜や果物が並んでいる棚も多くが空になっています。

そんな中、住民の目当ては新鮮な魚介類です。棚を見てみると、タイなどの新鮮な魚が置かれています。

久しぶりの営業再開に、住民からは喜びの声が聞かれました。

お客さん「魚、刺し身食べたいなと思う。避難所にいるときは焼いた魚ばっかり。やっと元に戻ってきた感じ」「よかった、よかったって言ってますよ。大変みんな喜んでおります」

トギストアーの冨澤美紀子さんは、久しぶりの営業再開について、「いろいろな方々からいつお店開けるの? などの声をいただいていた。ようやく再開できてうれしく思います」などと話していました。

お店側の強い使命感と地元の絆で、復旧復興に向けた歩みは進んでいます。

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