佐賀大雨 一部で土砂崩れ恐れ…80人避難
大雨の被害を受けた佐賀県の被災地では、ボランティアの活動が始まる一方で、一部の地域で新たな土砂崩れのおそれが出ている。
大きな被害を受けた佐賀県大町町では先月31日、120人がボランティアに参加し、浸水した民家の片付けなどを手伝った。
ボランティア参加者「(畳が)かなり水を吸っていて、ひとりで持てるかと思ったら、4人でもいっぱいいっぱいで」
大町町では、鉄工所から流れ出た大量の油が街に広がっていて、1日からは、自衛隊などが行っている除去作業にボランティアも参加する予定。
復旧への動きの一方で、新たな災害のおそれも浮上している。町内のボタ山が崩落するおそれがあるとして、町は近くの4つの地区に改めて避難を呼びかけ、およそ80人が公民館などに避難した。
避難した人「家がすぐ近く。なにかあってからでは遅い」
1日は雨が予想され、避難指示解除のメドは立っていないという。