大雨 佐賀県でボランティア受け付け始まる
大雨で大きな被害が出た佐賀県では、被災から最初の週末を迎えた31日、ボランティアの受け付けが始まり、復旧に向けた動きが本格化している。
特に大きな被害を受けた佐賀県大町町では、120人がボランティアに参加し、浸水した民家の片付けなどを手伝った。
大町町では8月27日からの大雨で町内の広い範囲が冠水し、200棟以上が浸水した。さらに、鉄工所から流れ出した大量の油が水に浮かびながら町に広がった。油は住宅だけでなく田んぼや畑にも広がり、農業への影響も懸念されている。
自衛隊や鉄工所の社員などが、吸着シートを使った油の除去作業を続け、9月1日からボランティアも加わる予定。
しかし、油は広範囲に広がり、除去には時間がかかるおそれも出てきている。