災害ボランティア受け付け始まる 佐賀大雨
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今週、記録的な大雨で大きな被害が出た佐賀県の4つの市や町では、31日朝からボランティアの受け付けが始まり、復旧に向けた動きが本格化している。
このうち、午前9時すぎにボランティアの受け付けが始まった大町町では、佐賀県内から40人が集まった。
大町町では今月27日からの大雨で町内の広い範囲が冠水し、少なくとも約200棟が床上・床下浸水した。さらに、鉄工所から流れ出した大量の油が水に浮かびながら住宅街に広がり、自体隊などが除去作業に追われている。ボランティアの参加者は、油を除去するシートの使い方などの説明を受けたあと、町内11か所で浸水被害を受けた民家の片付けや油を落とす作業を行っている。
大町町のほか、武雄市・多久市・小城市でも31日からボランティアの活動が始まっている。