上皇后さま6日ぶりに退院 病院関係者に感謝の気持ち示される
「右大腿骨上部の骨折」の手術を受け東大病院に入院中だった上皇后さまが13日午後、6日ぶりに退院されました。
上皇后さまは13日午後2時すぎ、入院先の東京・文京区の東京大学医学部附属病院を退院し、車でお住まいの仙洞御所に戻られました。
上皇后さまは、1週間前の6日(日)夕方、仙洞御所でバランスを崩して転倒、翌7日に東大病院で検査を受けたあと入院されました。
「右大腿骨上部の骨折」と診断され、8日(火)に「骨接合術」という金属などの器具で骨の折れた部分を固定してつなぎあわせる手術を受けられました。術後の経過は順調で、病院でリハビリなどを続けられてきました。退院後も仙洞御所で引き続きリハビリを行われる予定です。
また、上皇后さまは検査や入院、手術やリハビリ、看護に心を尽くしてくれた病院関係者に感謝のお気持ちを示されたということです。
上皇后さまは1週間後の20日(日)に卒寿=90歳の誕生日を迎えられます。