気象庁によると、非常に強い台風第１５号は、９日未明から明け方にかけて、関東地方としては史上初めて「非常に強い勢力」で関東南部に上陸し、９日昼前にかけて関東地方を通過する見込み。雨と風が強まっているＪＲ静岡駅前から中継で伝える。

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静岡県は、伊豆半島などが風速２５メートル以上の暴風域に入っていて、東伊豆町稲取では午後１０時４０分ごろ、最大瞬間風速４０メートルを観測した。

現在、静岡県のほぼ全域に暴風警報、沿岸部に波浪警報、伊豆と東部に大雨、洪水警報が発表されている。

また、伊豆や東部の市や町には土砂災害警戒情報が発表され、このうち下田市と西伊豆町、南伊豆町には全域に避難勧告が出されている。

静岡県内で予想されている最大瞬間風速は、陸上で４５メートル、海はうねりを伴って猛烈なしけとなる見込み。

また、雨量は、多いところで１時間に８０ミリ、９日午後６時までの２４時間に４００ミリとなっている。

気象台では、明け方にかけて暴風や高波、土砂災害などに厳重な警戒を呼び掛けている。