気象庁によると、非常に強い台風第１５号は、９日未明から明け方にかけて、関東地方としては史上初めて「非常に強い勢力」で関東南部に上陸し、９日昼前にかけて関東地方を通過する見込み。台風の迫る神奈川県小田原市から川上記者が現在の様子を伝える。

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神奈川県内では８日午後１１時現在、横浜市や藤沢市などで、３万７０００世帯、およそ８万３０００人に避難勧告が出ている。

気象庁によると、台風１５号は、このあと９日午前２時頃に「非常に強い勢力」を保ったまま神奈川県に上陸する恐れがある。

「非常に強い」勢力で日本に上陸した台風は、過去３つしかなく、関東では一度もない。

気象庁は、「これまで経験がないような暴風が吹く恐れがある」としていて、厳重な警戒が必要だ。