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IPC会長「旗持ち込みの“方針”変えず」

2019年9月12日 20:08
IPC会長「旗持ち込みの“方針”変えず」

来年の東京オリンピック・パラリンピックの際、韓国政府が、競技会場内に旭日旗の持ち込みを禁止するよう求めていることについて、来日しているIPC(=国際パラリンピック委員会)のパーソンズ会長は、「旗の持ち込みに関するルールは一切定めていない。その方針を変えるつもりはない」と話した。

韓国政府は、来年の東京オリンピック・パラリンピックの際、競技会場への旭日旗の持ち込みを禁止するよう求める書簡を関係機関に送っている。

これについて、IPCのパーソンズ会長は「昨日(11日)、韓国側から書簡を受け取った」とした上で、「スポーツと政治とは混同しない。IPCは、旗の持ち込みに関するルールを一切定めていない。その方針を変えるつもりはない」と話した。

旭日旗の持ち込みについて、日本の大会組織委員会は「旭日旗は、日本国内で広く使用されており、旗の掲示そのものが政治的な宣伝とはならないと考えており、持ち込み禁止品とすることは想定していない」として、旭日旗の持ち込みを禁止することは想定していないという方針を示している。

「旭日旗」は、韓国などでは「日本の軍国主義の象徴」などと認識されていて、組織委員会内部でも「持ち込みを規制したほうがいいのではないか」との意見も出ていた。

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