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伊勢崎市で最高気温40℃ 関東内陸部は各地で“災害級の暑さ”

2022年6月29日 21:04
伊勢崎市で最高気温40℃ 関東内陸部は各地で“災害級の暑さ”

29日も各地で猛烈な暑さとなり、東京は5日連続の猛暑日を観測しました。群馬・伊勢崎市では40℃となりました。

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各地で猛烈な暑さが続いた29日、東京都心では、最高気温35.4℃となり、5日連続で猛暑日となりました。東京で5日連続の猛暑日となるのは、歴代2位の記録となります。

「ちょっと歩くだけで頭が焼ける感じになって、すごい暑い」

「立ってるだけでも汗をかくので、外に出るのが結構おっくうになります。息苦しさがあるけど、マスクで余計に汗が出てくるかな」

東京消防庁管内で29日、熱中症の疑いで救急搬送された人は、午後3時時点で83人でした。

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群馬・伊勢崎市では29日、今月25日に続き、2回目の40℃以上となる酷暑になりました。

伊勢崎市民
「40℃じゃ、全然(体が)なれてないですね。立っててもふらふらしてる状態なので、危ないなと思って」

また、前橋で39.4℃、埼玉の鳩山で39.3℃など、内陸部を中心に、“災害級の暑さ”となりました。

さらに、29日の予想最高気温が40℃を超えていた栃木・佐野市では、熱中症の注意を呼びかける温度計型の看板が40℃までしか想定されておらず、手書きで「41」と書かれた紙が貼られていました。

午後1時前、駅前の噴水では…

記者
「手前の座るところは、しっかり触れないほどの熱さになっています。噴水の中に手を入れてみますと、水はぬるいです」

佐野市では、最高気温39.6℃を観測しました。

街の人
「(これから)2か月続くと思うとキツイですね」

「これからあがったらやばいなって思います。夏やっていけない」

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29日、気象庁は東北地方南部の梅雨明けを発表。平年より25日早く、6月に梅雨明けを発表するのは初めてのことです。