全国の学童クラブに対し安全管理の実態調査へ 滋賀県のプール事故受け
滋賀県のプールで起きた学童保育の活動中の死亡事故を受け、小倉こども政策担当大臣は全国の学童クラブに対し、事故防止のマニュアルが策定されているかなどの、実態調査を行う考えを示しました。
この事故は、26日、滋賀県長浜市で小学1年生の男子児童が学童保育の活動中にプールで溺れて死亡したものです。
小倉こども政策担当大臣は、28日の会見で、全国およそ2万6000の学童クラブに対し、プール活動の実施状況や安全マニュアルの策定状況などの実態調査を実施し調査結果を踏まえ、必要な対応について検討する考えを示しました。
また、こども家庭庁は27日、全国の自治体に対し、事務連絡を発出し、学童クラブでのプールや水遊びの際の安全管理を改めて徹底するよう、事業者への周知を求めました。