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被災地の郵便局、約3週間ぶり一部業務再開

2024年1月24日 12:10
被災地の郵便局、約3週間ぶり一部業務再開
能登半島地震の被災地にも雪が積もりました。この中、石川県珠洲市の郵便局が窓口など一部の業務を再開し、およそ3週間ぶりに年賀状などの郵便物が届けられています。中継です。

珠洲市では23日夜から雪が降り積もり、被災地の住宅街は一面、真っ白になっています。倒壊した建物には、ずっしりとした雪が降り積もっています。

石川県では午前11時現在、七尾で11センチ、珠洲で10センチの雪が積もりましたが、気象台によりますと、大雪のピークは超えたということです。

23日夜から通行止めになっていた奥能登へつながる幹線道路は除雪作業が進み、午前6時以降、順次通行止めが解除されました。

雪が残る中、復旧作業も進められています。石川県内では午前10時現在、およそ4800戸で停電が続いていますが、北陸電力によりますと、一部の地区を除き、今月中の復旧を目指しているということです。

さらに、珠洲市の郵便局では、地震後初めて郵便物が引き渡され、中には年賀状もありました。

訪れた人「年賀状のことなんか考えている余裕もなかったので…ああそうだ、正月だ。今そんな感じです」