福岡県東峰村が4億円投じた観光施設が突然、閉館を発表し、困惑が広がっています。

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福岡県東峰村の閉校した小学校をリノベーションして、3年前にオープンした観光施設「アクアクレタ小石原」。東峰村は、2017年の九州北部豪雨で甚大な被害を受けていました。この施設は復興の象徴としても、地元から愛されていました。

東峰村　真田秀樹村長
「閉館のお知らせって、アクアクレタのHPに載ったのを、住民の方から電話をいただいて」

村長のもとに今月10日、突然届いた閉館の連絡。施設には、代理人弁護士による貼り紙がありました。

「資金繰りに窮し事業継続が困難となりましたので、 本日をもって事業を停止し福岡地方裁判所に破産手続開始の申し立てを行う予定です」

この施設のリノベーションに、村が投じていた金額は4億円です。

東峰村　真田秀樹村長
「ものすごく地域の期待も大きかった。村としてもしっかりやっていただいて、泊まった方の評判も結構良かった。今後どういう形で再開の道のりをつけるか。次の段階になりますけど、しっかり見極めたいと思います」

施設の運営会社の代理人はNNNの取材に対し、「できるだけ速やかに破産手続きをするよう準備中で他のことは一切言えません」と話しています。