岩手訪問の両陛下「復興への強い意志と希望に感銘」
即位後初めての被災地として岩手県を訪問している天皇皇后両陛下は、「被災地の皆さんの復興への強い意志と希望を感じ、感銘を受けました」と感想を寄せられました。
3日に岩手県に入った天皇皇后両陛下は、東日本大震災で甚大な被害を受けた陸前高田市で犠牲者を追悼したあと、「奇跡の一本松」のモニュメントなどを視察されました。
その後、津波伝承館を訪れ、震災の語り部や復興への活動をする人たちと懇談されました。
両陛下は侍従を通じて感想を寄せ、「いまだ震災の爪痕が残る中にも、この辺り一帯が津波復興を祈念する公園として整備されたことに、被災地の皆さんの復興への強い意志と希望を感じ、感銘を受けました」と述べられました。
そして、「引き続き被災地に心を寄せていきたいという思いを新たにしています」とされました。
両陛下は4日は陸前高田市での「全国植樹祭」にのぞまれます。