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ミャンマーの詐欺拠点 現地当局と連携し摘発に向けた捜査推進 坂井国家公安委員長

2025年2月27日 13:21
ミャンマーの詐欺拠点 現地当局と連携し摘発に向けた捜査推進 坂井国家公安委員長

ミャンマーの国境地帯にある中国系犯罪組織の拠点で多数の外国人が監禁され特殊詐欺に加担させられているとみられる問題を受け、坂井学国家公安委員長は「現地当局との連携を強化し特殊詐欺の海外拠点の摘発に向けた捜査を推進する」と強調しました。

ミャンマーの特殊詐欺の拠点をめぐっては、1万人以上の外国人が監禁され詐欺行為に加担させられているとみられ、20人以上の日本人がいるとの情報もあります。

坂井学国家公安委員長は27日の会見で、「ミャンマーのタイとの国境地域には大規模な詐欺拠点があり、日本国内への詐欺も行われているとみている」としました。

そのうえで「現地当局との協力、連携を強化し特殊詐欺の海外拠点の摘発に向けた捜査を推進する」「拠点における日本人の拘束状況についても情報交換を進め、日本人が保護された場合には迅速に聴取を行うなど、適切に対応するよう警察を指導したい」と強調しました。

最終更新日:2025年2月27日 13:21