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大雨おそれ…屋根は破損 依然停電も 千葉

2019年9月16日 1:06
大雨おそれ…屋根は破損 依然停電も 千葉

台風15号の影響による大規模停電が続く千葉県では、明け方にかけて大雨になるおそれがあり、さらなる被害を防ぐための支援が求められている。

電気の復旧作業のために全国各地から千葉県に応援に駆けつけた電力会社などの作業員らは、東電とあわせて約1万6000人で作業を進めている。

しかし、一部で倒木の撤去作業などに時間がかかっているため、今も約9万9500軒で停電が続いている。

また、千葉県では16日の明け方にかけて、激しい雨が予想されていて、被害の大きかった鋸南町では、多くの住宅で屋根にブルーシートを張るなど、雨への備えがとられていた。

住民「屋根の割合でいくと70%ぐらいは飛んじゃってるので、住めない状態。今後どうしていいか分からないですよね」

住民「ブルーシートはあるんだけど、(近所の人から)『屋根、張ってくれないか』と言われても、我々は80いくつになっているから、張るに張れないから」

多くの人が自宅を修復する見通しが立たず、不安と疲れの色が目立っている。