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天皇陛下 皇居で即位後初の「お稲刈り」

2019年9月19日 15:48
天皇陛下 皇居で即位後初の「お稲刈り」

天皇陛下は、即位後初めて皇居の水田で育てた稲の刈り取りをされた。

天皇陛下は19日、皇居の中にある水田で、即位後初めての「お稲刈り」をされた。皇居での稲作は、昭和天皇から始まり、上皇さま、陛下へと引き継がれてきた。

陛下は長靴姿で水田に入り、豊かに実った稲を新調したカマでサクサクと音を立てながら手際よく刈り取られた。19日はもち米の「マンゲツモチ」とうるち米の「ニホンマサリ」、合わせて100株を収穫されたという。

今年の稲は、退位前の上皇さまがまいた種もみから育った苗を陛下が植えられたもの。生育は平年並みで、台風の影響はなかったという。

収穫された稲は、皇室の祭祀(さいし)や伊勢神宮の神事などに用いられる。