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東京都 ひきこもり支援協議会立ち上げ

2019年9月20日 19:46

ひきもりが深刻な社会問題となっている中、東京都は、学識経験者や関係機関などとひきこもりの支援協議会を立ち上げた。来年の秋をめどに、対策を盛り込んだ提言をとりまとめる。

20日に行われた初回の会議には、精神医療や社会福祉などの学識経験者や、ひきこもりの支援を行っている家族会やNPO団体などが参加して、意見交換した。

参加者からは、ひきこもりは、かつては思春期や青年期の問題だったが、今では、ひきこもりの期間が長期化し、当事者も高年齢化しているとの説明があった。

そのため、当事者と家族が抱える悩みも就労や所得など多岐にわたり、当事者だけではなく、家族への支援も必要だとの意見も出された。

協議会は今後、課題や支援のあり方について協議を行い、来年10月に、ひきこもり支援のための提言をとりまとめる方針。