小泉環境相が外交デビュー 国連イベントに
小泉環境相がアメリカ・ニューヨークで外交デビューした。国連で始まった環境イベントに出席し、地球の温暖化対策について、「日本がリーダーシップを取る」との決意を示した。
21日にニューヨークに到着した小泉環境相は、22日午後、国連入りし、各国の代表の前で「日本は1997年に京都議定書を採択したが、それ以降リーダーシップに欠けていた。しかし、今日からは違う。都市部の脱炭素化や国の脱炭素化に、そして地球の脱炭素化に一緒に取り組もう」と話した。
地球温暖化の原因となっている二酸化炭素などの排出ゼロの実現に向けて、日本がリーダーシップを取っていくと宣言した形。小泉環境相は国連の気候行動サミットに出席するほか、アメリカやEUの環境担当相らと会談を行う。
地球的な課題となっている温暖化や海洋プラスチックごみの問題について、具体的に日本がどうリーダーシップを取るのか、小泉環境相の手腕が注目される。