冬の味覚・トラフグの初競り 山口・下関市
冬の味覚・フグのシーズンが始まる。山口県下関市で30日朝、トラフグの初競りが行われた。
トラフグの取り扱い量日本一を誇る、下関市の市場。今シーズンの初競りには、萩市沖などで獲れた天然のトラフグ160キロと養殖もの3トンが入荷されるなどした。
威勢の良い掛け声と共に今シーズンの競りがスタート。競り子が差し出す黒い袋の中に仲買人が手を入れて値段を決める、独特の「袋競り」で初値が決まっていく。
今シーズンは、天然のトラフグの最高値はキロ当たり2万5000円と去年より6000円も高く取引された。