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関電が会見 役員2人、1億円超の金品受領

2019年10月2日 18:19
関電が会見 役員2人、1億円超の金品受領

関西電力の役員らが多額の金品を受け取っていた問題で、関西電力は2日、改めて会見し、役員2人が1億円を超える金品を受け取っていたことを明らかにした。

八木誠会長と岩根茂樹社長は「再発防止をとっていくことで、経営責任を果たしたい」として続投の意向を示した。

岩根社長「深くおわび申し上げます」

関西電力は会見で、高浜原発がある福井県高浜町の元助役、故・森山栄治氏から受け取った金品の額と役員の名前を明らかにした。

八木会長が商品券や金貨など計859万円相当、岩根社長が金貨150万円相当となっている。また、当時、原子力発電事業の責任者だった豊松秀己元副社長が1億1000万円相当、鈴木聡常務も1億2000万円相当の金品を受け取っていた。

金品の大部分は森山氏側に返却したとする一方で、現金や商品券、スーツ仕立券など約3500万円相当が返却できていないという。

関西電力は、今後、新たな第三者委員会を設置し、改めて検証するという。