東京管区気象台と関東地方整備局 共同会見
台風19号の接近を受け、東京管区気象台と国土交通省関東地方整備局が、初めて共同で緊急会見を開いた。
緊急会見の中で気象台は、記録的な大雨が予想される関東甲信地方の山間部では、土砂災害や中小河川の氾濫の恐れがあり、都心などの平野部では、地下鉄や地下街が浸水する恐れもあるとした。
また関東地方整備局は、予想通りの雨量となった場合は、中小河川だけでなく下流にあたる大河川も増水し、氾濫や、場合によっては決壊する恐れがあるとした。そして、川の様子や崖の様子は決して見に行ったりせず、国土交通省や気象庁のホームページを確認するとともに、早めの避難を呼びかけた。
雨や風の予想をもとに防災情報を発信する東京管区気象台と、川の水位情報をもとに河川を管理する関東地方整備局が共同で記者会見をするのは、今回が初めて。