宝塚歌劇団、全団員や生徒を聞き取り 遺族代理人の弁護士「検証には程遠い」
宝塚歌劇団に所属する女性が死亡した問題をうけ、劇団側が、すべての劇団員や、音楽学校の生徒に対象を広げ、聞き取りを進めていることが分かりました。
この対応に対し、先ほど遺族代理人の弁護士がコメントを発表しました。
その中で、このヒアリングは、対象事項にパワハラの事実関係が含まれていないのであれば、検証には程遠いものであり、また劇団幹部が行うヒアリングに対し、劇団員が安心して事実や意見を述べることは困難なことなどから、公正なものとは言いがたいと指摘しています。
そして、こうしたヒアリングをもとに第三者に意見を求めても、公正で適切な意見を出すことは不可能だとしています。