千曲川の堤防決壊 車両基地の新幹線も浸水
長野県を流れる千曲川の堤防が決壊し、大規模な冠水が起きている。
国土交通省・北陸地方整備局は13日午前6時に長野市穂保で千曲川の堤防が決壊したと発表し、ドローンを使って調べたところ、決壊した幅は約70メートルあった。
長野市によると、市内では高齢者福祉施設などに合わせて100人以上が取り残され、自衛隊や消防がヘリコプターやボートを使って救助にあたった。
また、新幹線の車両基地では止めてあった新幹線が水に浸かっている様子もうかがえた。
現在はポンプ車9台を使っての排水が行われているほか、ブロックを置いて決壊した箇所が広がらないようにする作業が行われている。